ライアン・ラーキンという、彼についてのドキュメンタリーも公開されたカナダのアニメーション作家。
『ウォーキング』は好きな作品で、後半の一人歩きは、内省的でサイケデリックな徒歩中の気分を良く表していると思う。
youtube上のタイトルが違うのは言語が違うからか知らないが、英語のタイトルは『walking』であってると思います。
歩いている最中はいろいろなイメージが湧く。
歩くと自分の体とその外側ははっきりと区別されて動くから、ここからここまでが『自分』であるという範囲をキチンと感覚として認識できる。同時に、自分の中がどんどん空洞化していく感覚にもなる。自分の周りの空気は自分とは違う動きをしていて、自分の操作の対象にないこと。自分という有機体はこういう形をしていて、こういう動き方をすること。そして自分という有機体が動くことによって周辺のものにどういった影響を与えるのかということ。ちょっと違う。
20100622
20100617
20100616
20100608
20100607
ボーン・インプロヴィゼーション 即興の感想
ジェイソン・ボーンは我々と同じように孤独だ
ジェイソン・ボーンは我々がそうだったように、全能であり
目覚めたそのときから、スチーブンセガールのように、絶対に負けない
ボーンシリーズはジェイソンボーンが自我を獲得してゆく物語である
ボーンアイデンティティーで、フランスの男臭い遠洋漁業の漁船に、一人の男が助けられる
夜の黒い海原に、ゆらゆらと漂っていたところを
男は全身黒の、ビジネスマンも観光客も着ないタイプのスーツを纏っていた
それは銃撃による衝撃をなるべく和らげるように造られたチョッキや、
動きやすくかつ闇に紛れやすい,黒い伸縮性の高い素材によって出来ていた
傷を負った男は、記憶をなくしていた
私は何者なのか、どこから来てどこへ行くのか
母なる海から拾い上げられた子供のように
何も知らなかった
そして自らを追う謎の組織が送る刺客から
何も知らないまま逃げ続けなければならない
彼は強く、次々とそれらをなぎ倒す
ジェイソン・ボーンは我々と同じように無敵だ
しかし残念ながら我々は、彼のように無敵の時をそう長くは過ごせない
大抵は思春期に
自分は全能ではないと知り
社会から送りつけられる刺客に敗れ続ける
彼、ジェイソン・ボーンは
我々がそうありたかった
孤独を孤独のままとして預かり
いつまでも自らの自己同一性に挑み続ける
勇ましい姿なのではないかと、全能ではない私はうらやましく思った。
ジェイソン・ボーンは我々がそうだったように、全能であり
目覚めたそのときから、スチーブンセガールのように、絶対に負けない
ボーンシリーズはジェイソンボーンが自我を獲得してゆく物語である
ボーンアイデンティティーで、フランスの男臭い遠洋漁業の漁船に、一人の男が助けられる
夜の黒い海原に、ゆらゆらと漂っていたところを
男は全身黒の、ビジネスマンも観光客も着ないタイプのスーツを纏っていた
それは銃撃による衝撃をなるべく和らげるように造られたチョッキや、
動きやすくかつ闇に紛れやすい,黒い伸縮性の高い素材によって出来ていた
傷を負った男は、記憶をなくしていた
私は何者なのか、どこから来てどこへ行くのか
母なる海から拾い上げられた子供のように
何も知らなかった
そして自らを追う謎の組織が送る刺客から
何も知らないまま逃げ続けなければならない
彼は強く、次々とそれらをなぎ倒す
ジェイソン・ボーンは我々と同じように無敵だ
しかし残念ながら我々は、彼のように無敵の時をそう長くは過ごせない
大抵は思春期に
自分は全能ではないと知り
社会から送りつけられる刺客に敗れ続ける
彼、ジェイソン・ボーンは
我々がそうありたかった
孤独を孤独のままとして預かり
いつまでも自らの自己同一性に挑み続ける
勇ましい姿なのではないかと、全能ではない私はうらやましく思った。
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シネマ雑感
20100606
Site Design -Old clothes-
Vintage Shopのサイトデザインをしているのですが、なかなか難しいです。
シンプルで商品が見やすいようにしたいのですが、
コーディングの事を考えてしまって、やりたいようにできません。。
ちなみに以下はすべてボツ案です。




シンプルで商品が見やすいようにしたいのですが、
コーディングの事を考えてしまって、やりたいようにできません。。
ちなみに以下はすべてボツ案です。




Labels:
Design
20100605
20100604
建築

看板が落っこっている。
柱のような棒の
棒のような柱の
途中についていた鉄のようなプラスチックの看板が
落ちて国家を築いたふりをする
粘膜の、ねばねばではない成分が
節々に付着していて
捏造を
捏造する事は真実である事
というデマゴーグを
もっともらしく
修飾しているような
珍しい
珍しくない










